インテリアが素敵な東京都内のオススメカフェ10選【建築巡り】

今日は全国4000ヶ所以上の建築を訪れた建築マニアの私が、東京都内のインテリアが素敵なオススメカフェを厳選して紹介したいと思います。
著名な建築家が手掛けたカフェから、半世紀以上前の空気がパッキングされている純喫茶まで、様々なカフェを紹介していきたいと思いますので、是非カフェ巡りやインテリア巡りの参考にしてみて下さい。

1.おしゃれでスタイリッシュなインテリアが素敵なカフェ

■イッタラ表参道 ストア&カフェ(表参道)
まずはじめに紹介するのは、北欧デザインの器や雑貨で世界的に有名なイッタラの直営店併設のカフェです。

イッタラの店舗は世界各地にありますが、カフェを併設した店舗はここ表参道店がはじめて。
インテリアデザインは、新国立競技場や高輪ゲートウェイ駅など数々の注目の建築を手掛けた隈研吾建築都市設計事務所が行っています。

店内は食器や家具をはじめ、メニューもイッタラの世界観を反映したものとなっていて、インテリア好きにはたまらないアイテムで溢れています。

さらにフィンランドの自然をプロジェクターで映した演出や、廃材を活用した什器、北欧デザインと日本的なデザインが融合した内装デザインなど見どころが満載です。

□カフェ情報
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目46-7
アクセス:表参道駅から徒歩約5分
オープン年:2021年
デザイナー:隈研吾建築都市設計事務所
営業時間:11時~20時
ホームページ等:https://www.gems-aoyama-cross.com/shops/07/

■猿田彦珈琲 The Bridge 原宿駅店(原宿)

続いて紹介するのは、2020年に新しく建替えが行われた新・原宿駅内にオープンした猿田彦珈琲 The Bridge 原宿駅店です。
このカフェの内装デザインを手掛けたSUPPOSE DESIGN OFFICEは、今日本で最も勢いのあるデザイン事務所の1つ。
こちらの店舗は、日本映画の巨匠である小津安二郎の世界観を内装デザインで表現しています。

小津安二郎氏の映画といえば、映画の画面の中にもう一つのフレームを入れ込むフレームinフレームの手法が有名ですが、こちらの店舗を実際に見てみると、確かにインテリアによって空間が切り取られていることに驚きます。
猿田彦珈琲 原宿駅店では、このフレームの手法が様々なところでインテリアに応用されていて、設計した建築家の凄さをたっぷりと堪能できます。
原宿駅の改札をでてすぐの場所にあるので、乗り換えや待ち合わせの時間調整に訪れるのもオススメです。

□カフェ情報
住所:東京都渋谷区神宮前1丁目18-20 原宿駅 2階
アクセス:原宿駅直結
オープン年:2020年
デザイナー:SUPPOSE DESIGN OFFICE
営業時間:8時~22時
ホームページ等:https://sarutahiko.co/

2.新旧のコントラストが素敵なカフェ

■TORAYA TOKYO(東京駅)
TORAYA TOKYOは赤レンガが特徴的な東京駅の南ドームの2階につくられたカフェです。
東京駅といえば2012年に大規模な復元工事が行われ、その工事とあわせて老舗和菓子屋であるとらやのカフェがオープンしました。

内装デザインを手掛けたのは、とらやの東京ミッドタウン店や赤坂店などのデザインも行った建築家の内藤廣氏。

歴史の蓄積した赤煉瓦と、新たにデザインされたシンプルでスタイリッシュな内装が見事に合わさった内装は、受け継がれる伝統と時代を切り開く新規性の両方を追求するとらやにピッタリ。

人気メニューの白小倉のおしるこは今まで食べた中でダントツに美味しくて、ちょっとお値段は張りますが一流の空間と味を堪能できるオススメのカフェです。

□カフェ情報
住所:東京都千代田区丸の内1丁目9-1
アクセス:東京駅直結
オープン年:2012年
デザイナー:内藤廣/内藤廣建築設計事務所
営業時間:10時~20時
ホームページ等:https://www.tokyostationhotel.jp/restaurants/torayatokyo/

■Cafe1894(丸の内)

丸の内のカフェでもう一つ注目なのは、三菱一号館美術館の中にはいるCafe1894です。
三菱一号館美術館は、Cafe1894の名にある通り元々はジョサイア・コンドルの設計で1894年に竣工した建物でしたが、1968年に老朽化等の理由で解体されています。
この建物を三菱一号館美術館として復元してつくられた建物内につくられたのが、こちらのCafe1894。

元々の建物は銀行として使われていたこともあって、復元されたカフェの内部は2層吹抜けの荘厳な空間が広がります。
まるで古い映画に迷い込んだような空間では、当時の銀行窓口や執務空間、待合スペースをそのままカフェとして利用することができます。
2階の回廊は監視カメラがなどない明治期に警備員が巡回する為のものだったり、今の建築では見ることのできない、体験することのできない空間を存分に楽しめます。

□カフェ情報
住所:東京都千代田区丸の内2丁目6-2
アクセス:東京駅から徒歩約5分
オープン年:2009年(元の建物は1894年竣工、1968年解体)
デザイナー:ジョサイア・コンドル(原設計)、三菱地所設計(復元)
営業時間:11時~22時
ホームページ等:https://mimt.jp/cafe1894/

■カヤバ珈琲(谷中)
続いて紹介するカヤバ珈琲は、1916年築の古い町屋建築を改修してつくられた喫茶店です。
戦前より続いていた喫茶店は一度閉店してしまいますが、2008年に建築家の永山祐子氏の手によって大きな改修が行われて復活し、現在の形となりました。

内装の改修にあたっては、これまでの建物の歴史や風格を引き継ぎながら、これからの時代に向けた新しい要素がデザインされました。

例えば凹凸のあるごつごつした煉瓦の壁に対比するようにシャープでスタイリッシュな壁がデザインされていたり、開口部や様々な照明で陰影をコントロールするとこで建物が本来持っている風格や雰囲気をより演出しています。

私が夏に訪れたときには特別メニューのかき氷が提供されていたのですが、老舗の珈琲店らしい甘さ控えめの絶品かき氷が味わえました。

□カフェ情報
住所:東京都台東区谷中6丁目1-29
アクセス:鶯谷駅から徒歩約8分、根津駅・日暮里駅から徒歩約10分
オープン年:2008年(建物は1916年竣工)
デザイナー:永山祐子/永山祐子建築設計
営業時間:
 月曜日~土曜日 8時~23時
 日曜日 8時~18時

3.古き良き昭和の雰囲気がパッキングされた純喫茶

■珈琲西武(新宿)
新宿駅の東口の雑居ビル群の中にある珈琲西武は、東京オリンピックが行われた1964年にオープンした老舗の純喫茶。

現在の建物は60年代後半に建てられたものですが、巨大な天井のステンドグラスをはじめ、高度経済成長期から50年以上変わらない内装がたっぷりと楽しめます。

真っ赤なソファーに色とりどりの天井、所々にミラーが仕込まれた壁面など、こだわりのインテリアがつくり出す内装はここでしか味わえない独特の雰囲気を醸し出しています。

朝7時半からオープンしているのも嬉しいポイント。
トーストのモーニングセット(700円)は、トーストのおかわりが自由となっていて、朝から見も心も満たされるオススメのメニューです。

□カフェ情報
住所:東京都新宿区新宿3丁目34-9 メトロ会館 2階
アクセス:新宿駅から徒歩約3分
創業:1964年(建物は1969年竣工)
営業時間:
 2階 7時半~20時
 3階 月曜日~金曜日 12時~20時
   土曜日、日曜日、祝日 11時~20時

タイトルとURLをコピーしました